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下半身を総合的に診る異色のクリニック!井上裕章院長先生へのインタビュー

○年○月に六本木に開院する、美容整形クリニック「ヴェアリークリニック」。

ヴェアリークリニックは、下半身専門のクリニックという異色の美容外科クリニックです。

そんな新しいタイプのクリニックを開院するにあたって、院長である「井上裕章先生」のこれまでのご経験、クリニックに対する熱い思いやこだわりを取材いたしました。

開院に至るまでの経歴

井上裕章先生の宣材写真上半身アップ

これまでの先生のご経歴や学生時代を教えてください

東京大学卒業後は、都内で初期研修を2年、そこから都内にある大きめの病院で外科医として働き始め、その後は、大学病院でも勤務していました。

大学時代は、スポーツをしていましたが、主にサッカーをやっていて、ポジションはフォワードでしたね。

医者を志すきっかけはなんでしたか?

明確にいつというはっきりしたものはないんです。

もともと、人のためにというか、人が喜んでくれることが好きだったので、気づけば医者っていうのが選択肢として上がってきていたという感じです。

これまでのキャリアの中で心象に残っていることを教えてください

心に残っていることは沢山あるんですけど、上手くいったことよりも上手くいかなかったこの方が印象に残っていますね。

患者様に対して、信頼関係を築けなかったり、言葉足りなかったりしたことで、本当に正しい治療法を受けていただけなかったことが、悔いとして残っています。

務めている頃から開院の目標はありましたか?
また、開院にあたってのきっかけを教えてください

開院の目標は当初、ありませんでした。

もともと、ガンなどの所謂、病気を診ていたんです。

ガンなどの病気ももちろん問題になりますが、重い病気の治療中でも見た目の問題、美的な問題に悩んでいらっしゃる方が非常に多いということを知りました。

悩んでいらっしゃる方の相談に乗っているうちに、いろんな方から、

「どうせなら、そういったところまであなたに診てもらいたい」

と言われるようになり、お声を多くいただいていくうちに、自分にできることならと開院を考えるようになりました。

美容外科に対する熱い思い

井上裕章先生の取材風景写真

これまで手掛けた患者さんで印象に残っている方はいますか?

これは、先ほどのクリニック開院のきっかけになった方でもあるんですけど、患者様ご本人から話してもいいと言われているので、今回お話しいたします。

その方にはガンがあって、手術すれば治るという段階だったのですが、どうしても手術を受けたくないとずっと仰っていました。

キチンと説明もして、その方の理解も頂いていて、なので手術ですということは、その方も重々分かった上でした。

実は、その方はデリケートゾーンの見た目に関して、すごく深い悩みを抱えていたんです。

悩みを誰にも言えず、もちろん僕にも言えずに、

「手術を受けると、そこをみんなに見付かってしまうのが、バレてしまうのが、見られてしまうのが、どうしても嫌だ」

という風に思われていたのを聞いたのは、信頼関係を築いてから少し経った後です。

お気持ちを聞いて、その悩みが解決できる美容治療がある、ということをお伝えして、その方に美容治療を知ってもらいました。

当時は、僕が直接、美容治療した訳ではないんですけど、その方は先に美容治療を受けられた後、

「自信をもってガンの手術を受けますよ」

と言ってくれたんです。

ガンは正直ほっておけば、死んでしまうような病気ですけど、そういった重たい病気以上に命と同じか、下手したらそれ以上に悩んでいる方もいるんだということ知りました。

その方は今では、ガンが治られて、元気に暮らしていますよ。

冗談で

「ガンのおかげでコンプレックスが解消できたわ」

と言ってくれたりしますね、すごく印象に残っています。

美容外科でのこだわり、やりがいを聞かせてください。

例えば、ガンに対する治療はガンが治れば成功という分野だと思うんです。

けど、この美容って分野っていうのは、医者がいくら成功だと思っても、患者様の方が満足いかなければ、それは成功とは言えません。

なので、基準は常に相手基準というところにこだわっています。

やりがいとしては、さっきのこだわりに繋がるんですが、相手基準で自分本位にならない医療が提供できるっていうところがやりがいかなと思っています。

男性が女性器を扱うことに抵抗はありませんか?

ほぼすべての医者にとって、人体の臓器で差はないと思っている医者は多いと思っています。

耳や鼻を診る延長にあるとしているので、こちらとしては抵抗ありません。

もちろん、女性で気になる方もいらっしゃると思いますが、そこに関しては、のどが痛くて診せる時と同じような気持ちで診せていただけたらと思います。

また、女性器形成の本場は韓国と米国で、そのトップのトップのドクターは割と男性が多かったりするので、そういった意味でも気にすることはありません。

得意な施術はなんでしょうか?

得意としているのは、外科手術の基本手技として、切って縫うというものがあります。

そこに関しては相当な修練を積んできた自信はあるので、1つ自信を持っています。

もう1つは、プチ整形やプチ施術といわれるような、注射を使った注入系の治療です。

これも経験が必要な治療ですが、自信をもって施術しています。

注目している美容施術を教えてください。

もとも注目していた訳ではなく、自分が得意なものに繋がるのですが、主流になってきている切らない手術ですね。

切る手術は、非常に結果を早く確実に求められるものなんですけど、どうしてもダウンタイムの問題がつきまとって、1ヶ月ほど日常生活が困ってしまうということもあるので、切る手術以外の、注入系などの施術に対して、常にアンテナを張っています。

ヴェアリークリニックへのこだわり

井上裕章先生の取材風景写真

ヴェアリークリニックの特徴や強味を教えてください。

当院は、ちょっと珍しいんですけれど、下半身の美容に関して、総合的に診ていこうというクリニックになっています。

下半身と一口にいうと、例えば「脚痩せ」とか「ヒップラインが気になる」とかももちろんなんですけど、さっきも出てきたように、女性器や一部では男性器、あまり多くはないかもしれませんが、肛門に関しても医療を提供しているところが強味だと思っています。

下半身専門クリニックにあえてこだわるのは何故でしょうか?

もともと僕は骨盤の外科医として働いていました。

骨盤の外科医はどんな場所を治療するかというと、膀胱とか、子宮とか、直腸や肛門などといった臓器を治療してきたんですけど、骨盤の中、更に骨盤から足に向かっていく、神経や血管の解剖も非常に複雑です。

女性器や男性器といった場所、また、足に関して、それぞれに特化して、レベルの高い立派な先生はいるんですけど、それらの解剖学を理解した上で、総合的に診れている人は少ないと思っています。

治療の際に、解剖の知識が欠如していると、ごくまれに思ったような結果出せないことがあります。

そうした現状を把握した上で、解剖に強くて美容的な経験もある自分が下半身に関する美容をまとめて診れたら、より人のためになれるかなと思って開院しました。

どのような患者さんにヴェアリークリニックはおすすめですか?

人に見られたり、見せたりする場所ではないので、そうした場所に悩みを抱えた方、前提としてありますが、気軽に人に相談できないという思いが特に強い方ですね。

我々は専門に診ていますので、様々な悩みに寄り添えますし、適切な治療法を提供できます。

患者さん1人あたりでどのくらいの時間をかけますか?

理想は、患者様がもうしゃべることがないくらいまでお話しできればいいなと思ってはいますが、大体「30分~1時間」になることが多くなります。

特に力を入れている施術を聞かせてください。

1つは脚痩せに対して、注射による治療です。

脚瘦せのメジャーは脂肪吸引だと思いますが、脂肪吸引は非常に長いダウンタイムとの戦いになります。

ですが、注射で治療できれば、その方が患者様に負担や時間をかからず、患者様が楽なので、力を入れている治療の1つです。

もう1つが、婦人科美容といわれる、女性器に関する治療です。

中でもヒアルロン酸系を入れる治療に対して、力入れていますね。

もし先生が患者さんだったらどのような基準でクリニックを選択しますか?

大前提として、キチンと専門的に解決してくれるかどうかをみます。

その上で大事になってくるのが、医者の人柄ですね。

人柄ってのは、別に優しいとか、怖いとかじゃなくて、キチンと自分の悩みを、悩みとして共有してくれるかを自分だったら大事にします。

今後の展望と患者さんへ一言お願いいたします

井上裕章先生の宣材写真上半身アップ

今後の展望としては、悩みを抱えてる方が1人でも少なくなればいいと思いますし、そういった悩みをお気軽に相談しに来ていただけるようなクリニックになっていければなと思っています。

また、患者様には、様々な悩みがあると思いますし、それを人に言えれば、言うことができれば、少し心が軽くなると思います。

ですが、なかなかそういった相手というのも難しいと思いますので、当院が悩みを聞ける場になっていければなぁと思います。